赤ちゃんが生後5〜6か月を迎えると始まる「離乳食」。
初めての育児で「何を作ればいいの?」「どんな食材から始めるべき?」と悩むママ・パパも多いのではないでしょうか。
離乳食初期は、赤ちゃんが食べる練習をする大切な時期。栄養よりも「なめらかさ」と「食べやすさ」がポイントです。
本記事では、離乳食初期におすすめの簡単レシピを食材別に紹介。
さらに調理の基本や冷凍保存のコツもまとめました。これから離乳食を始める方の参考になる内容です。
離乳食初期(5〜6か月)の基本ポイント
- なめらかにすりつぶす
赤ちゃんはまだ噛めないので、ペースト状・ポタージュ状が基本。 - 1日1回からスタート
午前中に小さじ1程度から始め、慣れてきたら徐々に増やしていきます。 - アレルギー食材は慎重に
卵や乳製品は後期から。初期はおかゆや野菜から始めるのが安心。 - 調味料は不要
素材そのものの味で十分。慣れてきたら食材の組み合わせを楽しみましょう。
離乳食初期におすすめ!基本のおかゆレシピ
10倍がゆ(最初の一口に)
材料
- 米:大さじ1
- 水:150ml
作り方
- 米を研ぎ、分量の水を加えて弱火で30分ほど煮る。
- やわらかく炊けたらすり鉢やブレンダーでなめらかにする。
👉 冷凍しておくと毎日の準備がラク。
野菜を使った簡単レシピ
にんじんペースト
- にんじん30gを柔らかく茹でる。
- すり鉢やブレンダーでペースト状にする。
👉 βカロテンが豊富で甘みがあり、初期にぴったり。
かぼちゃのなめらかペースト
- かぼちゃ30gを蒸して潰す。
- 水や湯冷ましでとろみを調整。
👉 甘みが強く、赤ちゃんの食べやすい人気野菜。
ほうれん草のペースト
- 葉先を茹でてすりつぶし、湯冷ましで伸ばす。
👉 鉄分補給に◎。初めは少量から。
果物を使った簡単レシピ
バナナペースト
- 完熟バナナ1/4本をフォークで潰す。
- 湯冷ましやお湯で伸ばしてなめらかに。
👉 甘みがあり、赤ちゃんに人気。
りんごペースト
- りんごをすりおろして加熱。
- なめらかにして冷まして与える。
👉 ビタミンC補給におすすめ。
食材を組み合わせたレシピ
にんじん+じゃがいもペースト
- 茹でたにんじんとじゃがいもをすりつぶす。
- 水分を加えてポタージュ状に。
👉 甘みと食べ応えがあり、食材の組み合わせに慣れる練習に。
かぼちゃ+りんごペースト
- 蒸したかぼちゃと加熱したりんごを混ぜる。
👉 デザート感覚で赤ちゃんも食べやすい。
冷凍保存のコツ
- 製氷皿で小分け冷凍 → 小さじ1ずつ分けると便利。
- ラベルで日付管理 → 1週間以内に使い切るのが安心。
- 解凍は電子レンジ or 湯せん → 急加熱は避け、食べる前に人肌まで冷ます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 10倍がゆはいつまで?
→ 5〜6か月の初期は10倍がゆ。慣れたら7倍がゆ(米1:水7)に移行してOK。
Q2. 初めて与える食材の量は?
→ 小さじ1からスタートし、体調を見ながら徐々に増やします。
Q3. 冷凍したペーストはどのくらい持つ?
→ 約1週間が目安。風味や栄養を保つため、できるだけ早めに使い切りましょう。
Q4. 果物は生で与えていい?
→ 基本は加熱してから与えるのが安全。加熱すると消化もしやすくなります。
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まとめ
離乳食初期は「食べる練習の時期」。ポイントはなめらかにする・少量から始める・冷凍を活用することです。
- 最初は10倍がゆから
- にんじん・かぼちゃ・ほうれん草など甘みのある野菜を取り入れる
- バナナ・りんごなど果物は加熱してペーストに
- 食材を組み合わせて少しずつバリエーションを増やす
👉 今日から簡単レシピを取り入れて、赤ちゃんとの食事時間を楽しくスタートしてみましょう。