感情だけで進めると後悔するかも…!準備すれば“その後”がラクになる。
「もう限界、離婚しよう」
そう思ったのは、何度目だったかも覚えていません。でもいざ「離婚する」と決めた瞬間、
“え、何から始めればいいの?”と立ち止まりました。
感情が先に走って、必要な準備が後回しになってしまうと、いざ話し合いの段階で困ることが本当に多いです。
離婚はゴールじゃなくて、新しい生活のスタート。その準備をきちんとしておけば、気持ちも未来もきっとラクになります。
✅ 離婚前にやっておきたい10のこと【チェックリスト】
1. 💰生活費と家計を把握する
- 月の支出・収入・固定費をリストアップ
- 共有の口座や貯金額もチェック
- 離婚後、どこからお金が出てくるか把握しておく
📌 ポイント:「とにかく生活を回す」ための現実的な数字を知っておこう。
2. 📦財産・資産をリスト化する
- 名義や所有権を明確に
- 預金、車、保険、不動産などを一覧化
- 退職金や企業年金も対象になることがある
📌 **ポイント:**後から「言った言わない」にならないよう、**証拠を取っておく(通帳コピーなど)**のがおすすめ。
3. 🧒親権・養育費についての考えを整理
- 親権は誰が持つ?
- 養育費は月いくら?何歳まで?
- 面会交流はどうする?
📌 **ポイント:**子どもの将来に関わる部分は、感情ではなく現実重視で話す姿勢が大切。
4. 🏡住まいの問題を考える
- 今の家に誰が住む?
- 引っ越す場合の費用や引越し先の目処は?
- 子どもの学校に影響はある?
📌 **ポイント:**すぐに出て行かず、法的に不利にならないよう慎重に。
5. 📜証拠の確保(必要に応じて)
- モラハラ・DV・浮気などの証拠があるなら保管
- LINE・通帳・録音などは日付入りで保存
- 相談した記録(日記・相談先のメモ)も有効
📌 ポイント:「証拠がないと不利になるケース」もあるので、残せるものは残す。
6. 👥家族・友人・第三者への相談準備
- 実家の協力が得られるか確認
- 信頼できる友人や相談先を確保しておく
- 一人で抱えこまない環境をつくる
📌 **ポイント:**1人で戦わない。話せる相手の存在が、冷静さを保つカギ。
7. ⚖️法的なサポートを確認
- 弁護士への無料相談を利用する
- 公正証書を作成するか、調停にするかを検討
- 婚姻費用(別居中の生活費)も請求できる
📌 **ポイント:早めに情報収集&「どこに相談するか」**だけでも決めておくと安心。
8. 📝離婚届を出す前に、合意書をまとめる
- 養育費・面会・財産分与などを明文化
- 可能なら公正証書や調停調書に残す
- 口約束だけは絶対NG!
📌 **ポイント:トラブルを防ぐためには、「紙に残す」**が鉄則です。
9. 💬子どもへの説明の仕方を考える
- 年齢に合わせた伝え方を用意しておく
- 一方的に「パパ(ママ)が悪い」はNG
- 「あなたのせいじゃない」と何度も伝える
📌 **ポイント:**離婚で一番傷つくのは子ども。事実と安心の両方を伝えてあげて。
10. 💪心と体のケアを忘れない
- 心療内科やカウンセリングも視野に
- 気分転換や「自分の時間」を意識的に作る
- 必要なら仕事や生活の見直しも
📌 **ポイント:**メンタルが整っていないと、判断力も鈍りがち。自分を労る時間は“準備”の一つです。
🆘 無料で使える相談窓口一覧(リンク案内)
👩⚖️ 法律・離婚全般の相談
- 法テラス(日本司法支援センター)
→ 全国対応、無料法律相談あり
🏛️ 行政の女性・ひとり親支援
👩👧 子ども・心のサポート
📌 最後にひとこと
離婚は「失敗」ではなく、これからを良くするための選択肢の一つです。
しっかり準備しておけば、あなた自身も、子どももきっと前を向けます。
焦らず、でも確実に。自分と家族を守るための行動を、少しずつ始めていきましょう。