同窓会の二次会は、一次会よりもカジュアルで自由な雰囲気が魅力です。
しかし、自由度が高い分「進行はどうしたらいいの?」「挨拶や乾杯の声かけは必要?」と戸惑うことも多いのではないでしょうか。
特に司会を任された方は、場を盛り上げつつ時間をうまくコントロールする役割を担います。
本記事では、同窓会二次会の司会進行マニュアルと実際に使える挨拶例文を紹介します。
初めてでも安心して進行できるポイントをまとめました。
二次会司会の役割とは?
一次会と比べて形式ばらず、二次会は「楽しさ」重視です。司会の役割は以下のとおりです。
- 開始時に雰囲気を盛り上げる
- 乾杯や歓談のきっかけを作る
- 簡単なゲームや余興の進行
- 時間管理(終了時間を意識)
- 閉会の挨拶でまとめる
👉 あくまで「仕切りすぎず、ゆるやかに進める」ことが大切です。
二次会の進行マニュアル(タイムライン例)
1. 開始の挨拶(5分)
司会者が登場し、参加者に感謝を伝える。
- 例:「皆さん、二次会にご参加いただきありがとうございます!一次会に続き、楽しい時間を過ごしましょう!」
2. 乾杯(5分)
二次会から合流する人もいるため、改めて乾杯を実施。
- 例:「それではもう一度、皆さんの健康と再会を祝して、乾杯!」
3. 自由歓談(30〜40分)
基本は歓談中心。席替えを促すと話が広がりやすい。
4. ゲーム・余興(15〜20分)
- ビンゴ
- クイズ形式の思い出話
- カラオケ一曲披露
5. 中締め(5分)
終了時間が近づいたら中締めを行い、帰宅希望者に配慮。
- 例:「そろそろお時間となりました。本日もご参加ありがとうございます!」
6. 閉会の挨拶(5分)
最後に参加者全員へ感謝を伝える。
二次会で使える司会の挨拶例文
開始の挨拶
「皆さま、二次会までご参加いただきありがとうございます!ここからはより気楽に、昔話や近況を語り合いながら楽しい時間を過ごしていただければと思います。」
乾杯の挨拶
「では改めまして、皆さまの健康とこれからのご活躍を祈念して、乾杯!」
ゲーム導入の挨拶
「せっかくですので、ここでちょっとした余興を楽しみましょう!簡単なクイズをご用意しましたので、景品を目指してぜひご参加ください。」
中締めの挨拶
「お時間も迫ってまいりました。ここで一度中締めとさせていただきます。本日もご参加いただき、誠にありがとうございました。」
閉会の挨拶
「本日は一次会・二次会と長時間お付き合いいただき、心より感謝申し上げます。皆さまと再会できたことを大変うれしく思います。また次回も元気な姿でお会いできるのを楽しみにしております。どうぞお気をつけてお帰りください。」
年代別|司会アレンジのポイントと例文
20代向け(フランク&盛り上げ重視)
- テンション高め、友達口調でもOK
- 絵文字や笑いを交えて空気を明るく
例文(開始挨拶)
「みんな二次会まで来てくれてありがとう!🍻 ここからはもっとリラックスして楽しもう!じゃあ早速、乾杯しよー!」
50代向け(落ち着き+ユーモア)
- 丁寧な口調を基本に、冗談を少し交える
- 仕事や家庭の話題に触れて共感を呼ぶ
例文(乾杯挨拶)
「お互い家庭や仕事で忙しい中、こうして集まれたのは本当に嬉しいことですね。これからも健康第一で、再会を楽しみにしながら、乾杯!」
70代向け(温かみ&敬意)
- ゆっくりとした口調で、落ち着いた進行
- 「ご健勝」「再会に感謝」といった表現を意識
例文(閉会挨拶)
「本日は皆さまにお会いでき、心より嬉しく思います。どうぞこれからもご健勝で、また次の再会を楽しみにしております。本日は誠にありがとうございました。」
英語での二次会司会例文
国際的な同窓会や海外在住者が参加する場合の参考になります。
開始挨拶
“Welcome to the after-party, everyone! 🎉 Let’s relax, enjoy, and make more memories together tonight.”
(皆さん、二次会へようこそ!今夜はリラックスして、もっと思い出を作りましょう。)
乾杯挨拶
“Let’s raise our glasses to our friendship, health, and future happiness. Cheers!”
(友情と健康、そしてこれからの幸せに乾杯!)
閉会挨拶
“Thank you all for joining the second party. I truly enjoyed spending this time with you, and I look forward to seeing you again at our next reunion.”
(二次会にご参加いただきありがとうございました。楽しいひとときを過ごせました。次回またお会いできるのを楽しみにしています。)
そのまま使える進行台本テンプレート
開始(5分)
司会:「皆さん、二次会までご参加ありがとうございます!リラックスして楽しんでください!」
乾杯(5分)
司会:「改めて、皆さんの健康と再会を祝して、乾杯!」
歓談(30〜40分)
- 「ここからは自由に歓談を楽しんでください。」
- 「席替えして、普段話さない人ともお話ししてみましょう。」
ゲーム・余興(15〜20分)
司会:「ここでちょっとしたクイズ/ビンゴを用意しました!気軽にご参加ください。」
中締め(5分)
司会:「お時間も迫ってきましたので、ここで一度中締めといたします。残れる方はご自由にどうぞ!」
閉会(5分)
司会:「本日は最後までありがとうございました。次回の再会を楽しみにしております。お気をつけてお帰りください!」
二次会司会で失敗しないためのコツ
- 進行表をあらかじめ用意する
- ゲームは短くシンプルに
- 時間管理を意識(ダラダラしない)
- 盛り上げ役を一人見つけておく
- 最後は必ず「感謝」で締める
まとめ
同窓会二次会の司会は、年代や会場の雰囲気に合わせて柔軟に進行することが大切です。
- 若い世代には明るくフランクに
- 中年層には落ち着きとユーモアを
- 高齢層には敬意と感謝を中心に
- 英語での挨拶も押さえれば国際的な集まりにも対応可能
進行台本を手元に置けば、初めてでも安心して司会ができます。
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