ダイソンのコードレス掃除機といえば、高性能で価格も高め…というイメージを持つ方が多いでしょう。
ところが近年は、Dyson V10が家電量販店やネット通販で驚くほど安く販売されているのを目にする機会が増えています。
「性能が落ちるの?」「型落ちだから?」と疑問に思う方も多いはず。
そこで本記事では、ダイソンV10が安くなっている理由と、購入前に知っておきたい注意点を徹底解説します。
参考記事:V10とV12の違いが分かる!見た目から探るダイソンの2機種、どちらが買い?
ダイソンV10が安い理由
1. 型落ちモデルだから
Dyson V10は2018年発売のモデル。現在はV12やV15といった新シリーズが登場しており、旧世代モデルとして価格が下がっているのが最大の理由です。
2. 在庫処分・アウトレット販売
家電量販店や公式サイトでは、新モデルが出るたびに在庫処分セールが行われます。その対象にV10が含まれている場合、大幅割引で購入できるケースがあります。
3. 普及モデルとしての位置づけ
ダイソンは最新モデルが高価格帯を維持する一方で、V10を普及モデル的に低価格で販売することで幅広いユーザー層を取り込んでいます。
4. 競合メーカーの存在
シャークやアイリスオーヤマなど、コスパ重視のコードレス掃除機が市場を席巻。その影響でダイソンもV10を値下げして競争力を維持しています。
V10の性能はまだ使える?
結論から言えば、一般家庭なら十分な性能です。
- 最長60分稼働(通常モード)
- パワフルな吸引力
- 大容量ダストボックス(0.76L)
- 3段階の吸引力調整
最新モデルと比べると「軽さ」「静音性」「レーザー可視化機能」などは劣りますが、掃除の基本性能は健在です。
購入前に知っておきたい注意点
1. 重量がやや重い
V10は約2.58kgと最新のV12(約2.2kg)に比べて重め。長時間掃除すると腕に疲れを感じやすいです。
2. ゴミ捨て方式にクセがある
「シュラウド(内筒)に絡みつくゴミ」を手で取り除く必要がある場合があります。髪の毛やペットの毛が多い家庭は注意。
3. 付属ツールの内容に差がある
同じV10でも「Fluffy」「Animal」「Absolute」など複数のバリエーションがあり、付属のヘッドやツールが異なるため購入時は要確認。
4. バッテリーの劣化リスク
発売から年数が経っているため、長期保管品だとバッテリー性能が落ちている場合があります。保証や交換サービスがある販売店を選ぶのが安心。
V10をおすすめできる人
- コスパ重視で「ダイソンを使ってみたい」人
- ペットの毛やゴミの量が多く、大容量ダストボックスが欲しい人
- 最新機能より「吸引力と稼働時間」を重視する人
V10より新モデルを検討すべき人
- 軽さ・取り回しを重視する人 → Dyson V12
- ゴミの見える化や最新技術を試したい人 → Dyson V15
- 音の静かさを求める人 → V12以降の新モデル
まとめ
ダイソンV10が安いのは「型落ちモデル」だからであり、性能が大幅に劣るわけではありません。
むしろコスパ良くパワフルなダイソンを使えるお得な選択肢といえます。
ただし重量やゴミ捨てのしやすさ、バッテリー状態には注意が必要です。
「最新機能より価格重視」「基本性能で十分」という方には、今でもV10は買う価値のあるモデルです。
参考記事:ダイソンの掃除機シリーズSVとVの違いを徹底解説!買う前に知っておきたいこと