妊娠中は喜びと同時に、不安もつきまとうものです。
特に「無事に出産できるだろうか」という気持ちは、多くの妊婦さんが抱える悩みでしょう。
そんなとき、古くから安産祈願で知られる神社を訪れることは、心を落ち着け、前向きな気持ちにしてくれます。
今回は、名古屋市にある熱田神宮で実際に安産祈願を受けた体験を記録しました。
参拝前に感じた不安や、当日の流れ、参拝後の気持ちの変化などを紹介します。
これから安産祈願を検討している妊婦さんやご家族の参考になれば幸いです。
熱田神宮が安産祈願で選ばれる理由
- 由緒ある神社:1900年以上の歴史を持ち、日本三大神宮のひとつに数えられる格式高い神社
- ご祭神のご利益:熱田大神(草薙剣を祀る天照大神の御霊)が祀られ、家族や生命に関する祈願に厚いご利益があるといわれる
- アクセスの良さ:名古屋市中心部から近く、公共交通機関で行きやすい
- 安産祈願の実績:戌の日の参拝者も多く、妊婦さんや家族に親しまれている
こうした理由から、愛知県内だけでなく県外からも安産祈願に訪れる人が多いのです。
実際に行く前に感じた不安
- 「長時間歩けるかな?」(境内が広く、妊娠中の体調が心配)
- 「受付や流れがわからない…」
- 「混雑していて座れなかったらどうしよう」
- 「本当に祈祷を受けるべきか迷う」
妊娠中は体調の変化が大きいため、参拝そのものに不安を感じる人も多いでしょう。私自身も、正直「大丈夫かな…」と心配していました。
当日の流れ(体験記)
1. 受付
本殿近くの社務所で「安産祈願をお願いします」と伝えると、丁寧に案内してもらえました。初めてでも安心できました。
2. 初穂料の納め方
安産祈願の初穂料は 5,000円〜10,000円程度 が目安。封筒に「御初穂料」と書いて渡します。金額に決まりはなく、気持ちを込めて納める形です。
3. 待合と祈祷
祈祷の前には待合室で少し休憩できます。冷暖房が効いていて助かりました。
祈祷は15分ほどで、巫女さんや神職の方が祝詞を奏上してくださいます。
お腹の赤ちゃんと一緒に祈っていただけることが、とても心強く感じられました。
4. 授与品
祈祷を終えると、お札・お守り・腹帯(希望者) をいただけます。腹帯は戌の日に合わせて使用する人も多いそうです。
参拝後に感じたこと
- 心が軽くなった:「大丈夫、見守られている」という安心感が得られた
- 夫と一緒に参加できたのが良かった:家族の絆が深まった気がした
- 妊娠生活の節目になった:改めて「母になる準備」を意識できた
実際に行ってみて、不安よりも「行ってよかった!」という思いが大きくなりました。
妊婦さんが参拝する際の注意点
- 無理をせず、体調が良い日に行く
- 境内は広いので、歩きやすい靴で行く
- 水分補給を忘れずに
- 戌の日は混雑するため、平日や時間帯をずらすのもおすすめ
- 家族に付き添ってもらうと安心
まとめ
熱田神宮での安産祈願は、妊婦さんにとって心を整える大切な体験です。
行く前は「本当に必要かな?」と迷っていた私も、実際に祈祷を受けることで不安が和らぎ、出産への前向きな気持ちを持つことができました。
「安産祈願に行くべきか迷っている」という妊婦さんも、一度参拝してみることで心の支えを得られるかもしれません。
熱田神宮はアクセスも良く、初めての方でも安心して参拝できる神社です。

