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【保存版】卒園式の園長挨拶例文10選|感動を届ける構成と話し方のコツ

挨拶例文

園式は、園児たちが新たな一歩を踏み出す大切な節目の日。
その晴れ舞台での「園長先生の挨拶」は、式全体の印象を左右する大切な瞬間です。

しかし、「堅すぎず温かくまとめたい」「感動を与える言葉を選びたい」と悩む園長先生も多いのではないでしょうか。
この記事では、卒園式で使える園長挨拶の例文10選を、シーン別・園児の年齢層別に紹介します。

また、感動を生む構成や話し方のコツも詳しく解説。
読み上げるだけで心に響く、保護者や子どもたちの記憶に残る挨拶が作れる「保存版」です。

園長挨拶の基本構成と話し方のポイント

🌸 基本構成(3〜5分スピーチ想定)

  1. はじめの挨拶
     → 「皆さん、ご卒園おめでとうございます。」
  2. 園児への祝福と労いの言葉
     → 「たくさんの思い出を胸に、大きく成長しましたね。」
  3. 保護者・先生への感謝
     → 「今日まで温かく見守ってくださった保護者の皆さまに、心から感謝申し上げます。」
  4. 未来への励まし
     → 「これからも新しい世界で、元気いっぱいがんばってください。」
  5. 締めの言葉
     → 「皆さんの未来が明るく輝きますように。」

🌸 話し方のコツ

  • 園児にも分かるやさしい言葉で
     → 難しい表現よりも、心に届く「シンプルで温かい言葉」を選びましょう。
  • 目線を合わせるように語りかける
     → 園児・保護者・職員の3方向へ、バランスよく視線を送る。
  • ゆっくり・丁寧に
     → 一文ごとに間を置くことで、感情がより伝わります。

【例文①】定番・オーソドックスな卒園式挨拶

園児の皆さん、ご卒園おめでとうございます。
今日のこの日を迎えられたことを、心からうれしく思います。

入園したころは、まだ小さな体で泣いたり、戸惑ったりしていた皆さんが、今では笑顔で元気いっぱいに毎日を過ごす姿を見せてくれました。
その成長は、先生たちにとって何よりの喜びです。

そして、ここまで支えてくださった保護者の皆さまにも、心より感謝申し上げます。

小学校へ行っても、自分を信じて、新しいことにたくさん挑戦してください。
皆さんの未来が輝くことを、心から願っています。

ポイント:どの園でも使える万能型。やさしく温かいトーンで構成。

【例文②】感動的なメッセージ重視の挨拶

ご卒園おめでとうございます。
この日を迎えるたびに、園で過ごした日々の一つひとつが思い出されます。

雨の日も、風の日も、笑いながら登園してきた皆さん。
友だちとけんかして泣いた日も、笑顔で仲直りできたね。

そうした毎日の中で、皆さんは優しさや思いやりをたくさん育ててきました。
その気持ちは、これからの人生でも大切な宝物になります。

先生たちは、皆さんの成長をずっと応援しています。
どうかこれからも、自分らしく、まっすぐ進んでいってくださいね。

ポイント:園生活の「情景」を交えると感動が深まります。

【例文③】園児に語りかけるタイプ(子ども向け)

○○組のみなさん、ご卒園おめでとうございます!

みんなと過ごした毎日は、本当にたのしかったです。
いっぱい笑って、いっぱい泣いて、いっしょうけんめいがんばりましたね。

小学校では、もっとたくさんのお友だちができると思います。
みんななら、きっとすてきな一年生になれますよ。

先生たちは、いつまでもみんなのことを応援しています。
元気いっぱいの笑顔を忘れずに、がんばってくださいね!

ポイント:園児が理解しやすい平易な言葉を選び、テンション高めに。

【例文④】保護者への感謝を中心にした挨拶

園児の皆さん、ご卒園おめでとうございます。
そして保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。

毎日の送り迎えや行事へのご協力、本当にありがとうございました。
どんなに忙しい日も、子どもたちを優しく見守ってくださったおかげで、今日の日を迎えることができました。

子どもたちが笑顔で成長できたのは、家庭と園が一緒に力を合わせてきたからです。
心より感謝申し上げます。

これからも温かいまなざしで、お子さまの成長を見守ってあげてください。

ポイント:来賓よりも「家庭・保護者」に焦点を当てた構成。

【例文⑤】コロナ禍・縮小開催向けの挨拶

園児の皆さん、ご卒園おめでとうございます。

今年は、行事の中止や制限が多く、皆さんにも我慢をお願いする場面がありました。
それでも、いつも明るく笑顔で登園してくれた姿に、先生たちはたくさんの元気をもらいました。

どんなときも前向きに頑張る皆さんの姿を、誇りに思います。

保護者の皆さまのご理解・ご協力にも、心から感謝申し上げます。

今日の日を迎えられた喜びを胸に、明日からも一歩ずつ歩んでいってください。

ポイント:時代背景に触れつつ、前向きにまとめるのがコツ。

【例文⑥】私立園・キリスト教系の式典向け

園児の皆さん、ご卒園おめでとうございます。
神さまのあたたかい見守りの中で、今日この日を迎えられたことを心から感謝いたします。

皆さんが笑顔で過ごせた毎日は、まさに神さまからの贈り物でした。
これからも「ありがとう」の気持ちを忘れずに、周りの人を大切にしてください。

小学校という新しい世界でも、光り輝く毎日を送れますよう、お祈りしています。

ポイント:宗教色のある園では「感謝・祈り」の表現を自然に入れる。

【例文⑦】公立園・地域密着型の挨拶

ご卒園おめでとうございます。

○○幼稚園は、地域の皆さまの温かい支えのもと、今年もたくさんの笑顔に包まれました。
子どもたちが地域の方々に元気に挨拶する姿を見て、「立派になったね」と声をかけていただくたびに嬉しく思います。

小学校へ行っても、この町で学び、遊び、成長していく皆さんを、私たちはこれからも応援しています。
保護者の皆さま、地域の皆さま、本当にありがとうございました。

ポイント:地域への感謝を加えると温かくまとまります。

【例文⑧】小規模園・家庭的な雰囲気の挨拶

○○組の皆さん、ご卒園おめでとうございます。
小さな頃からずっと一緒に過ごしてきた皆さんが、今日こうして立派に成長された姿を見ると胸がいっぱいになります。

けんかをしても、すぐに仲直り。お友だちの涙を拭いてあげる優しい姿も、たくさん見てきました。

これからも、その思いやりの心を忘れずに進んでいってくださいね。
先生たちはいつまでも、皆さんの味方です。

ポイント:少人数園では「個の成長」を具体的に称えると感動的に。

【例文⑨】来賓・地域関係者を意識した挨拶

ご来賓の皆さま、そして保護者の皆さま、本日はご多忙の中ご臨席いただき誠にありがとうございます。
園児の皆さん、ご卒園おめでとうございます。

皆さまの温かいご支援のおかげで、子どもたちは心も体も大きく成長することができました。

新しい環境に飛び立つ皆さんを、私たち職員一同、心から応援しています。
今後とも、変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ポイント:外部関係者がいる式典では、冒頭で来賓への感謝を必ず入れる。

【例文⑩】感動の締めにふさわしい印象的な言葉

園児の皆さん、ご卒園おめでとうございます。

皆さんが笑って遊んでいた園庭の声が、これから少し寂しくなります。
でも、それは皆さんが大きく羽ばたく準備をしている証です。

どうか、新しい世界でもその笑顔を忘れずに。
そして、時々はこの園を思い出してください。

先生たちは、いつでもここで、みんなの笑顔を待っています。

ポイント:最後にふさわしい、心に残る“送りの言葉”。静かに語ると感動が倍増します。

感動を届けるための3つのコツ

  1. 「思い出+未来」で構成する
     → 回想だけでなく、「これからの成長」に希望を込める。
  2. 「ありがとう」の言葉を必ず入れる
     → 保護者・職員・地域など、支えてくれた人への感謝を忘れずに。
  3. 声のトーンに緩急をつける
     → ゆっくり→笑顔→静かに、とリズムを意識することで印象的なスピーチになります。

まとめ

卒園式の園長挨拶は、子どもたちの未来を祝うとともに、保護者・職員・地域への感謝を伝える大切な場です。

形式的に終わらせるのではなく、その園らしさと“心”が伝わる挨拶を意識しましょう。

今回紹介した10の例文をベースに、園の歴史や子どもたちのエピソードを少し加えるだけで、感動の卒園式が実現します。

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