「新幹線でゆっくり過ごしたいのに、周囲が騒がしくて疲れた…」そんな経験はありませんか？
実は東海道新幹線（のぞみ・ひかり・こだま）の16号車は、比較的空いていて静かに過ごせる穴場の車両です。
なぜ16号車が空いているのか、その理由を探るとともに、より快適に過ごすための座席選びや利用のコツを解説します。
次回の新幹線移動をストレスフリーにする参考にしてください。
そもそも16号車とは？位置と特徴
東海道新幹線の編成は通常16両編成で、16号車は最後尾車両にあたります。
- 先頭（1号車）は自由席が多く、混雑しやすい
- 中央付近（7〜10号車）はグリーン車や指定席の利用者が多い
- 16号車は指定席・グリーン車に挟まれず、やや“端”の存在
つまり「利用者がわざわざ選ばない場所」になりやすく、結果的に空いているケースが多いのです。
16号車が空いている3つの理由
- 乗り場から遠いことが多い
駅ホームの中央付近からは最も遠く、移動が面倒と感じる人が避ける傾向があります。 - 「最後尾＝不便そう」と思われがち
降車時も出口から遠いイメージがあり、選ばれにくい。 - 自由席がないことが多い
東海道新幹線の自由席は基本的に1〜3号車。16号車は自由席を探す乗客が来ないため、静かな環境になりやすい。
静かに過ごすための座席選び
16号車を利用するなら、座席位置も工夫するとさらに快適です。
- 進行方向の最後列（C・D・E席）：後ろに人がいないので静か、荷物も置きやすい
- 窓側席（A・E）：景色を楽しめるだけでなく、出入りも少なく静か
- 中央席（B・D）は避ける：隣に人が来やすく、落ち着かない場合が多い
また、コンセント付き座席（のぞみ全席、ひかり・こだま一部）はテレワークや長時間移動にも便利です。
16号車をより快適に利用するコツ
- 事前に指定席を予約：空いているとはいえ、繁忙期は埋まるため早めの予約がおすすめ
- 静かに過ごしたいことを意識：通話や大声は控え、お互いに快適な環境を保つ
- 車内サービスの活用：最後尾は車内販売が通りにくいので、飲み物や軽食は事前購入しておく
- 荷物置き場を活用：最後列席の後ろやデッキスペースに置けば足元広々
まとめ：16号車は「静かな時間」を確保できる穴場
新幹線で落ち着いて過ごしたい人にとって、16号車はまさに隠れスポット。
空いている理由は「端にある不便さ」ですが、それを逆手に取れば静かで快適な移動空間が手に入ります。
次回の出張や旅行では、ぜひ16号車を候補にしてみてください。
