初詣に行くと必ず悩むのが「お賽銭はいくら入れるべき?」という問題。
⛩️ 5円が良いと言われたり、
⛩️ 10円は良くないと聞いたり、
⛩️ 紙幣は失礼なのか迷ったり…、
実は“正しいルール”を知らないまま参拝している人が大半です。
結論からいえば、お賽銭には正式な金額の決まりはありません。ただし、縁起の良い金額や語呂合わせ、避けるべき金額、マナー などを知っておくと、より気持ちよく参拝できます。
本記事では 「初詣のお賽銭はいくらが良いのか?」を完全ガイド として解説。
初心者でも迷わず決められるように、意味・由来・注意点・おすすめ金額をすべてまとめました。
初詣のお賽銭の正式な決まりはある?結論:金額は自由
実はお賽銭には、神社が定める金額のルールは一切ありません。
◎ 神社の考え方
とはいえ、意味のある金額や縁起の良い語呂合わせを用いると、気持ちが整い、参拝の満足度が高まります。
初詣のお賽銭|縁起の良い金額ランキング
まずは、一般的によく使われる“縁起が良い”とされる金額を紹介します。
① 5円(ご縁)|最も人気で定番の金額
② 15円(じゅうごえん=十分なご縁)
5円よりもさらに縁起を強めた金額として人気。
③ 25円(にじゅうごえん=二重にご縁)
継続的な縁を願う意味で、25円を選ぶ人も多い。
④ 41円(よい縁)
お賽銭の語呂合わせとして強い人気。
⑤ 45円(しあわせ=幸せ)
とてもわかりやすい縁起の良い語呂合わせの一つ。
⑥ 100円(きりが良い)
語呂合わせではないが、以下の点で人気。
⑦ 500円・紙幣(気持ちを表す金額)
金額を大きくするのは問題なし。
初詣のお賽銭|避けた方が良いとされる金額(NG金額)
正式なNGではありませんが、縁起担ぎとして避けられることが多い金額があります。
❌ 10円
❌ 5000円、10000円など高額紙幣
ただし、人生の大きな節目(厄年・受験・祈祷後など)は紙幣も普通。
❌ 小銭のバラバラな大量投入
お賽銭の語呂合わせ一覧(保存版)
| 金額 | 語呂合わせ | 意味 |
|---|---|---|
| 5円 | ご縁 | 良縁・運気上昇 |
| 15円 | 十五縁 | 十分なご縁 |
| 25円 | 二重縁 | 縁が重なる |
| 35円 | 最高のご縁 | 運気UP |
| 41円 | よい縁 | 良縁成就 |
| 45円 | しあわせ | 幸せ祈願 |
| 100円 | 気持ちの良い額 | 大神社で人気 |
迷ったら 5円・15円・45円 がおすすめ。
紙幣のお賽銭はOK?神社の正しい考え方
◎ 紙幣は入れても問題ない
むしろ「感謝の気持ちを表す金額」として歓迎されます。
◎ 神社に失礼という考え方は誤解
丁寧に折りたたまず、そのまま入れるのが良いとされる。
◎ ただし“見せびらかし”にならないように
高額を投げ入れるような行為はマナー違反。
お賽銭の正しい入れ方(マナー)
① 投げない
お賽銭を投げるのは本来NG。
そっと入れるのが正しい作法。
② 鐘を鳴らす(ある場合)
鈴がある神社では、心を整える意味で先に鳴らす。
③ 二礼二拍手一礼
参拝の基本形。
④ 願いごとは一つに絞る
神道では「一願成就」が基本。
初詣のお賽銭は“金額より気持ち”が大切
神社の本義からすると、以下の点がもっとも重要です。
とはいえ、語呂合わせを使うと気持ちがこもり、参拝がより豊かになります。
お賽銭をもっと意味のあるものにするコツ
① 感謝を先に伝える
願い事よりも「いつもありがとうございます」が優先。
② 金額は迷ったら“ご縁”系で統一
5円・15円・25円など。
③ お賽銭袋に入れる必要はない
そのままでOK。
④ 神聖な気持ちでお賽銭箱に近づく
慌てて入れるより、ゆっくり参拝した方がご利益を感じやすい。
まとめ|初詣のお賽銭は“縁起”と“気持ち”で決めればOK
- お賽銭に正式な金額ルールはない
- 縁起の良い金額は 5円・15円・25円・45円 など
- 10円は縁起的には避けられがち
- 紙幣でも問題なし
- 投げ入れず、そっと入れるのがマナー
- 最も大切なのは金額よりも“心と感謝”
お賽銭の意味を深く知ることで、初詣の参拝がこれまで以上に充実した時間になるはずです。
ぜひ今年の初詣では、気持ちを込めた金額で参拝してみてください。
