冬の快適アイテムといえば「こたつ」。あまりの心地よさに、ついそのまま寝てしまう人も多いでしょう。
しかし、こたつで寝るときに電源をつけっぱなしにするのは安全なのでしょうか?
実は低温やけどや火災のリスクが潜んでいます。
本記事では、こたつで寝るときに電源を切るべき理由と、安全に使うための工夫をわかりやすく解説。
安心して冬を過ごすための習慣を身につけましょう。
こたつで電源をつけっぱなしにするリスク
低温やけど
こたつ内部の温度は40〜50℃ほど。触れてすぐに熱いと感じなくても、長時間皮膚が温められることで低温やけどを起こす危険があります。特に足やすねなど感覚の鈍い部位はリスクが高いです。
脱水・体調不良
長時間の温熱で汗をかき、脱水症状やだるさの原因になることも。布団とは違い換気がないため、体が乾燥しやすくなります。
火災リスク
ホコリがヒーター部分にたまると、まれに発火の可能性があります。メーカーも「長時間使用時は注意」と警告しています。
こたつで寝るときは電源を切るのが基本
安全面を考えると、寝る前に必ず電源を切るのがベストです。
- スイッチをオフにする
- タイマー付き電源タップを利用する
- 主電源プラグを抜いておく
これらを習慣化すれば、安心してこたつで休めます。
どうしてもこたつで寝たいときの工夫
- 設定温度を「弱」にする
- 毛布や掛け布団を活用し、電源は切る
- 1〜2時間で切れるタイマーを使う
- 内部のヒーター周辺に物を置かない
電源を完全に切った状態で布団として使うのが最も安全です。
こたつを安全に使うためのメンテナンス
- 定期的にヒーター部分のホコリを掃除
- 電源コードの劣化(折れ・焦げ)をチェック
- シーズンオフはコードを外して保管
日常的なメンテナンスで火災リスクを大幅に減らせます。
まとめ:快適さより安全を優先しよう
こたつで寝るときは、必ず電源を切ることが基本。
低温やけどや火災を防ぐためには、タイマーや温度設定を工夫するのも有効です。
安心して冬を楽しむために、快適さだけでなく安全面も意識してこたつを活用しましょう。

