「頑張ろう三唱」とは、団結や決意を示すために行う日本独特の掛け声のひとつです。
選挙の決起集会や企業の式典、さらには送別会など、フォーマルな場でもよく使われます。
しかし、いざ「頑張ろう三唱をお願いします」と言われると、どんな言葉を選べばいいのか悩む人も多いでしょう。
本記事では、場面別に使える「頑張ろう三唱」の挨拶例文10選を紹介します。
定番のフレーズから少しアレンジを加えたものまで、実践的なセリフをまとめました。
これを読めば、どんな場でも自信を持って堂々と「頑張ろう!」と叫べます!
頑張ろう三唱とは?その意味と目的
「頑張ろう三唱」とは、リーダーが音頭を取り、参加者全員が三回「頑張ろう!」と声を合わせて叫ぶ挨拶のことです。
主に以下の目的で行われます。
形式としては、音頭を取る人(リーダー)が掛け声を発し、全員で「頑張ろう!」を3回繰り返すのが基本です。
例:
音頭:「皆さん、気持ちを一つにして頑張りましょう!」
全員:「頑張ろう!」「頑張ろう!」「頑張ろう!」
頑張ろう三唱の基本構成とマナー
基本の流れ
- 前置きの挨拶
簡単な感謝や意気込みを述べて雰囲気を整えます。 - 呼びかけの言葉
「それでは皆さん、心を一つにして——」などの導入を入れる。 - 三唱の掛け声
テンポよく「頑張ろう!」を3回繰り返します。 - 締めの一言(任意)
「ありがとうございました」などで自然に締める。
注意点
【例文①】選挙の決起集会での頑張ろう三唱
皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます!
この選挙戦、決して楽な戦いではありません。しかし、私たちには信念があります。地域の未来を守るため、一人ひとりが全力で行動しましょう。
それでは、気持ちを一つにして——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:「目的と情熱」を強調することが大切。聴衆の心を鼓舞する言葉を先に添えると効果的です。
【例文②】企業式典・年度方針発表会での頑張ろう三唱
新しい年度のスタートにあたり、皆さんと共に新たな挑戦を始められることを嬉しく思います。
私たちの目標は「お客様に感動を届ける」こと。そのために一人ひとりが力を合わせて進んでいきましょう。
それでは、心を一つに——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:企業理念や目標と結びつけると、自然で格調高い印象になります。
【例文③】送別会での頑張ろう三唱
長年にわたり尽力された○○さん、本当にお疲れさまでした。
○○さんの姿勢や努力が、私たちのこれからの励みになります。
新しい道でも、私たちもそれぞれの場所で前を向いて進みましょう!
では皆さん、心を込めて——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:送別会では「励ましと感謝の気持ち」を込めるのがコツです。
【例文④】学校・PTA行事での頑張ろう三唱
本日はお忙しい中、○○行事にご参加いただきありがとうございます。
子どもたちの笑顔のため、私たち大人も力を合わせて頑張ってまいりましょう!
それでは皆さんご一緒に——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:学校関係では、柔らかく親しみやすい言葉を使うと好印象です。
【例文⑤】地域イベント・ボランティア活動での頑張ろう三唱
今日集まったこのメンバーが、地域を元気にする原動力です!
小さな力を合わせて、大きな笑顔をつくりましょう!
それでは、皆さん一緒に——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:元気で明るいトーンを意識し、親しみを感じる言葉を選びましょう。
【例文⑥】スポーツチームの壮行会での頑張ろう三唱
いよいよ大会が始まります。
仲間を信じ、自分を信じて、最高のプレーを見せましょう!
チーム一丸となって——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:短く力強い言葉で、リズムと勢いを大切に。
【例文⑦】社内プロジェクトキックオフでの頑張ろう三唱
このプロジェクトは、会社の未来を左右する大きな挑戦です。
皆さんの力を結集し、最後まで走り抜けましょう!
それでは、心を一つにして——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:スピード感とチームの士気を高める一言を添えると◎。
【例文⑧】労働組合・団体会合での頑張ろう三唱
働く仲間の声を大切にし、より良い職場をつくっていくために、これからも団結していきましょう!
一致団結の思いを込めて——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:「団結」「連帯」などのキーワードを入れると、まとまりある印象に。
【例文⑨】研修・セミナーの締めでの頑張ろう三唱
今日学んだことを、明日からの仕事や生活にしっかり活かしていきましょう!
成長を続ける自分たちにエールを込めて——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:前向きなメッセージで締めると印象が良いです。
【例文⑩】結婚式・披露宴の余興での頑張ろう三唱(ユーモア系)
新郎新婦のお二人、これからの人生という長いレースを力を合わせて走り抜けてください!
幸せと笑顔がずっと続くように——
頑張ろう!
頑張ろう!
頑張ろう!
ポイント:お祝いの場では「堅苦しすぎない明るさ」がポイント。
まとめ
「頑張ろう三唱」は、場の空気を一気に引き締めるだけでなく、参加者全員の心を一つにする大切な挨拶です。
重要なのは、形式よりも「思いを込めること」。
自分の言葉で熱意を伝えることで、より印象に残るスピーチになります。
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