オンライン研修は、便利で効率的である一方、参加者が受け身になりやすいという課題があります。
会場のように空気感を共有できない分、冒頭からインタラクティブな仕掛けを入れることで、集中力や参加意欲を高めることができます。
本記事では、ZoomやTeamsなどのオンライン研修で活用できる、チャット・リアクション・ブレイクアウトルームを活用したインタラクティブな挨拶フレーズ例をご紹介します。
オンライン研修ならではのインタラクティブ挨拶のポイント
- チャットを活用:「一言書いてみてください」「質問はチャットに」
- リアクションボタンを使う:「👍や👏で示してください」
- ブレイクアウトルームを活用:「隣の方の代わりに、オンラインでは小グループで共有」
- 短時間でできる工夫:長いやりとりより「数秒でできる参加型の問いかけ」
冒頭で使えるオンライン専用インタラクティブ挨拶フレーズ
チャット入力を促す
- 「チャットに“今の気分を一言”書いていただけますか?」
- 「今日の研修で“期待していること”をチャットに書いてみましょう。」
- 「画面の前からでも、ぜひ一言“参加しています”と書いていただければ嬉しいです。」
リアクションボタンを使う
- 「今日コーヒーを飲んできた方は“👍”を、紅茶の方は“👏”で教えてください。」
- 「今日の気分が“やる気満々”な方は“👏”、少し眠い方は“👍”でお願いします(笑)。」
- 「聞こえてますか?聞こえている方は“👍”ボタンをお願いします。」
短い発言を促す
- 「マイクをオンにできる方、一言“よろしくお願いします”と言っていただけますか?」
- 「数人にお願いしたいのですが、今日の目標を一言でシェアできる方いらっしゃいますか?」
途中で使えるオンライン専用インタラクティブ挨拶フレーズ
理解度を確認する
- 「ここまでで“なるほど”と思った方は“👏”をお願いします。」
- 「分かりやすかった方は“👍”、もっと聞きたい方は“🙋♂️”で示してください。」
- 「今の説明について質問がある方はチャットに“?”と入れてください。」
小休憩で使える
- 「休憩の前に、チャットに“一番印象に残ったキーワード”を書いてください。」
- 「2〜3人のブレイクアウトルームで、ここまでの感想を30秒だけ共有してください。」
- 「休憩中に画面オフで少し体を動かしてリフレッシュしましょう。」
クロージングで使えるオンライン専用インタラクティブ挨拶フレーズ
感想を共有してもらう
- 「最後に“今日の学びを一言”チャットに書いてください。」
- 「一番心に残ったことを“👏”ボタンで表現してください。」
- 「今日の学びを明日から実践しようと思う方は“👍”を押してください。」
前向きな行動を促す
- 「“まず一歩試してみよう”と思う方は、ぜひリアクションで示してください。」
- 「研修はここで終わりますが、学びはこれからも続きます。次回までに一つ実践してみましょう。」
- 「この場で得た気づきを、ぜひ周囲の方とシェアしてください。」
ユーモアを交えたオンライン専用挨拶フレーズ
- 「チャットが静かだと、こちらからは“ラジオ放送”のように感じてしまいます(笑)。ぜひ一言お願いします。」
- 「リアクションボタンが私へのエネルギー源です。ぜひどんどん押してください!」
- 「画面越しですが、皆さんの頷きが見える気がしています。」
- 「もし居眠りしている方がいたら…カメラをオフにしているのでバレません(笑)。」
まとめ
オンライン研修では、会場のように直接的な反応が見えにくいため、チャット・リアクション・ブレイクアウトルームといった機能を使ったインタラクティブな挨拶が効果的です。
冒頭での「参加している感」を作り、途中で理解度を確認し、最後に感想や行動意欲を共有してもらうことで、参加者の満足度と学びの定着が大きく高まります。
次回のオンライン研修では、ぜひこれらのフレーズを取り入れて“画面越しでも熱量のある挨拶”を実践してみてください。
オンライン研修会の挨拶|リンク集
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✅ハイブリッド研修会の挨拶|失敗したときにリカバリーできる挨拶フレーズ例