インテリアグリーンとして人気の高い「モンステラ」。
大きな葉が部屋をおしゃれに彩ってくれる一方で、猫にとって危険な植物であることをご存じでしょうか?
観葉植物の中には、ペットが口にすると中毒症状を引き起こすものが少なくありません。
特に猫は好奇心が強く、葉を噛んだり遊んだりするため注意が必要です。
この記事では、モンステラが猫にとってなぜ危険なのか、そしてペットと暮らす部屋で育てる際の注意点をまとめます。
モンステラが猫に危険な理由
有毒成分:シュウ酸カルシウム
- モンステラには「シュウ酸カルシウム結晶」が含まれている。
- 猫が葉や茎を噛むと、口内や消化管に刺激を与える。
猫が食べたときに起きる症状
- よだれが止まらない
- 嘔吐・食欲不振
- 口や舌の腫れ、痛み
- まれに呼吸困難を引き起こすことも
👉 もし猫がモンステラを口にした場合は、すぐに動物病院へ連れて行くのが安全です。
猫と一緒に暮らす部屋でモンステラを育てるときの注意点
1. 猫の手が届かない場所に置く
- 高い棚や吊り鉢にして、猫が直接触れないようにする。
- ただし、ジャンプ力がある猫の場合は工夫が必要。
2. 部屋を分ける
- 猫が入らない部屋でモンステラを育てる。
- 扉付きの書斎や寝室などを活用。
3. フェイクグリーンで代用する
- インテリア性を求めるなら、リアルな人工観葉植物を選ぶのも安心。
4. 猫に安全な植物を選ぶ
- ペットに無害とされる観葉植物例:
- パキラ
- エバーフレッシュ
- アレカヤシ
- ただし「安全」と言われる植物でも、食べすぎれば消化不良を起こすことがあるため注意。
猫が観葉植物をかじるのを防ぐ工夫
- 猫草を用意して「かじる欲求」を満たす
- 苦味スプレーを葉に吹きかけて近寄らせない
- 遊びや運動量を増やし、植物への興味を減らす
まとめ
- モンステラは猫にとって有毒で、食べると中毒症状を起こす可能性がある。
- 猫と暮らす部屋で育てるなら、手の届かない場所に置く・部屋を分ける・フェイクグリーンにするなどの工夫が必要。
- どうしても観葉植物を楽しみたい場合は、猫に安全な植物を選ぶのがおすすめ。
猫の健康を第一に考えながら、安心できるインテリアを楽しみましょう。

