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郵便で送る封筒に貼る切手の料金はいくら?
21世紀の世の中ですと、コミニュケーションツールとして主流なのが、スマホやPCからのメール(LINE)になりますよね。
その昔は、気持ちや用件を密かに伝えるのはやっぱり手紙が一番と言いますか、他にあまり選択肢がありませんでしたので、郵便の利用は当たり前に行っていたわけです。
人は、普段から馴染みの薄い事柄に関しては中々覚えられないものですから、久しぶりに手紙を出すことになってしまった時には、いくらの切手を貼ればいいのか分かる人の方が少ないんじゃないでしょうか。
というわけで、ここでは備忘録も兼ね備えて、封筒に貼る切手のことをメモってみたいと思います。
まず、基本的に封筒に貼る切手の料金には『定型郵便物』と『不定形郵便物』の2種類がある、ということを覚えておきましょう。
①定型郵便物とは
・最大サイズ: 9cm(幅)× 14cm(長さ)
・最小サイズ:12cm(幅)×23.5cm(長さ)×1cm(厚み)
・重 量:50g以内
②定形外郵便物
ザックリと言えば、定型郵便物よりもサイズも重量も上回るものになりますが、ここでは取り上げませんので詳細を知りたい方は日本郵便の公式サイトでご確認ください。
①の定形郵便物もさらに2つの種類に分けて料金設定されていて、それは『重さ』での区別になっています。
・25g以内:82円(全国一律)
・50g以内:92円(全国一律)
ですので、最大・最小サイズ内であれば、重さだけの違いで料金が変わる、距離は全国どこでもOKなので気にしなくて構わない、ということになるんですね。
ちなみに、定形郵便物として最大の封筒というと、ごく一般的な封筒で〔長形3号〕と呼ばれるものになります。
三つ折したA4サイズの紙がいい感じで入る大きさ、というとイメージしやすいかもしれません。
手元にある封筒がその〔長形3号〕でしたら、あとはキッチンにあるはかりに乗せて計量しすれば、何円切手を貼るのかがすぐにわかりますので、是非ご自身で確認してみましょう。
また、今どきはコンビにでもカウンターで店員さんが重さを計ってくれますので、よくわからない場合にはお任せしても全然OKですよ。
郵便の速達料金
・はがきの場合、オプションが速達のみとすると
「基本料金62円」+「速達料金280円」=342円
になります。
・封筒の場合、オプションが速達のみとすると
①重さ25g以内:「基本料金82円」+「速達料金280円」=362円
になります。
②重さ50g以内:「基本料金92円」+「速達料金280円」=372円
になります。
上記では、一般的に多いものだけをシミュレーションしてみましたが、オプションも色々ありますし、それだけ組み合わせも複雑になって計算も簡単ではありませんので、個別に計算できる郵便局の公式サイト専用ページをご利用なさってくださいね。
郵便の書留料金
特に大切なものを郵送で送りたい時、実損額の賠償保障が付いているのが『書留』という手段で、これも速達と同じオプションサービスになります。
その書留にも〔一般書留〕〔現金書留〕〔簡易書留〕の3種類があり、それぞれに役割と違いがありますので参考までにちょっとだけ書いておきますね。
・一般書留:実損額を賠償
・現金書留:現金送付専用
・簡易書留:原則として5万円までの実損額を賠償
では、ここで送付するのが
・「定形郵便物(25gまで)」
・「価値が1万円相当(現金も同じ)」
と2つの条件を仮定してシミュレーションを行ってみたいと思います。
①一般書留:「基本料金82円」+「一般書留料金430円」=512円
②現金書留:「基本料金82円」+「現金書留料金430円」=512円
③簡易書留:「基本料金82円」+「簡易書留料金310円」=392円
この書留の場合にも、色んな条件を選択する必要がありますので、速達同様に個別計算できる郵便局の公式サイト専用ページをご利用されるのをお勧めします。
郵便の着払い料金
着払いを一般の方が利用するのは余り無いと思うのですが、基本的には通信販売会社が商品の返品を自社負担で発送してもらうときを想定したサービスになります。
適用される郵便物には限定があり、〔ゆうパック〕〔点字ゆうパック〕〔聴覚障がい者用ゆうパック〕〔ゆうパケット〕〔ゆうメール〕〔心身障がい者用ゆうメール〕、これら以外には利用できません。
また、料金の支払いについては、配達時、もしくは、後納(所定の担保が必要*原則)になっています。
そして、基本的にこの着払い料金には手数料が発生しますが、その際には10円~21円(1個あたり)になっており、〔ゆうパック〕〔点字ゆうパック〕〔聴覚障がい者用ゆうパック〕の手数料は無料になっています。
郵便局の船便料金
海外に荷物を送る手段としては、日本郵便ですと〔EMS(国際スピード郵便)〕〔航空便〕〔SAL(エコノミー航空便)〕の3つの方法があります。
中でも船便は、届く期間は1~3ヶ月と長いですけども、料金が安いので急がない重めの荷物に適した方法になります。
対応国は200ヶ国以上で、損害補償も最高200万円まで補償することが可能です。
配達可能な荷物の条件としては、重さは30kgまで。
サイズの目安は、
A:最長辺:1,500mm以内
A:最長辺+胴回り(縦x2+横x2):3,000mm以内
B:最長辺:1,050mm以内
B:最長辺+胴回り(縦x2+横x2):2,000mm以内
ですが、国によって基準が変わりますので、都度調べる必要があります。
そして、最後に料金ですが、これは国と重量を選択して調べる必要がありますので、日本郵便公式サイトの〔料金表〕のページで見る必要があります。
ここでは、そちらへの行き方をご紹介しておきますね。
【日本郵便トップ > 国際郵便 > 料金・日数を調べる > 料金表】
最後の料金表というページでさらに手段別・国別の項目を選んで、ようやく目的の船便料金がわかるページに移動できるようになっています。