Contents
エポスカード 株式会社から緊急のご連絡 異常解除は迷惑メール
エポスカードを装った
このようなタイトルで届くメールは迷惑メールです。
本文だけを見ると、一見まともっぽい文章に見えてしまいますが、【リンク先】で擬似サイトに誘導する可能性が極めて高い悪意のあるメールですので、すぐに削除しましょう。
得体の知れないメールが届きました
2020年10月13日12:59に、怪しげなメールが届きました。
送信元は「eposcard」となっており、メール本文の内容も、よく見かける外国人が自動翻訳したような印象はありません。
しかし、仮に本物だとしても、初見のざっと見で即座にリンクをクリックするのは非常に危険ですので、まずは落ち着いてリンク部分がには触れないように気を付けます。
では、この怪しげなメールをチェックしていきましょう。
迷惑メール全文内容
小さくて読みづらいかと思いますので、画像の書き起こしも下に掲載しておきます。
eposcard <wdp@eposcard.co.jp>
いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。
昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
http://eposcard.loveimg.pw/
■発行者■
株式会社 エポスカード(貸金業者登録番号 関東財務局長(6)第01386号)
東京都中野区中野4-3-2
迷惑メール送信元
画像のように、発信元の名前とアドレスが記されています。
・送信元:eposcard <wdp@eposcard.co.jp>
送信元の名前が「eposcard」、アドレスも[eposcard.co.jp]になっているので、本物と勘違いする方もいらっしゃるかもしれません。
タイトルが変
上記画像の赤枠で囲んだ部分は、日本では使わない漢字を使っているようです。
普通にPCで変換すると「?常解除」となってしまいます。
おそらく「異常解除」としたかったのでしょう。
一般的に、このような文字を日本人が使うとは考えられませんし、そもそもPCで打ち込むことが出来ません。
これにより、日本人以外の人物によって変換されたことが推測されます。
リンク先アドレスは危険
上記画像のURLをクリックするように記載されていますが、実際にクリックすると、私のPCならこんな風に表示されてしまいます。
よく読まずに反射的にアクセスしてしまうと、直接いかさまサイトのページに飛んで行くわけですから、上記のようにセキュリティソフトで防御しているとイザという時には安心できます。
「.pw」は海外のドメイン
また、その誘導リンク先のURLに使用されている「.pw」ドメインは、通常日本人は使用しないもので、パラオのドメインです。
http://eposcard.loveimg.pw/
パラオに割り当てられているccTLD(国別トップレベルドメイン)です。
届いた迷惑メールの対処法
このようなメールが届くこと事態が気持ちの悪いことですし、ドキッとする方も多いのだと思います。
何となく思い当たるふしがありそうで、何か変だと思いつつも、決して焦ってアクセスしてはいけませんし、落ち着いて送信元の情報や内容を良く確認しましょう。
とにかく「無視」すること、これが一番大切なことですし、最大の防御です。
そして、次回から同じものが来ないように、すかさず迷惑メール設定を行いましょう。
まとめ
今回の迷惑メールは、おそらくリンク先に飛ばして個人情報を盗むやり口だと思います。
まずは、リンク先に飛ばないようにクリックしない事と、送信元の情報を確認することが重要です。
大方は、どこかに不自然な箇所が見受けられますので、そういった部分に着目して確認していきましょう。