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Amazon Pay ご請求内容のお知らせ(クレジットカード決済)は迷惑メールです
Amazon Payを装った
このような件名で届くメールは迷惑メールです。
本文だけを見ると、一見まともっぽい文章に見えてしまいますが、【リンク先】で擬似サイトに誘導する可能性が極めて高い悪意のあるメールですので、すぐに削除しましょう。
得体の知れないメールが届きました
2020年10月10日13:46に、怪しげなメールが届きました。
メール本文の内容を読んでみると、よく見かける外国人が自動翻訳したようなものではなく、日本人が意図的にAmazon Payのメールを真似て作ったような印象を受けます。
今回記載されているショップは「Apple Store」となっており、実在する本物の会社ですから、なんとなく正しいメールと勘違いしそうです。
そして、「突然身に覚えのない不審な支払いが出たので、個人情報を確認して下さい」という設定内容ですので、うっかりボタンをクリックしてしまいそうになりますが、まずは落ち着いて本物のAmazonからのメールかどうかを調べる必要があります。
では、この怪しげなメールをチェックしていきましょう。
迷惑メール全文内容
小さくて読みづらいかと思いますので、画像の書き起こしも下に掲載しておきます。
Аmazon お客様
日頃は、Amazon をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
お客様のアカウントは強制停止されています - アカウントで不審なお支払いが検出されました。
取引注文を防ぐために、個人情報を確認する必要があります。
Аmazon ログイン
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
概要
処理日
2020年10月10日 4:45:44 JST
ご請求金額
¥ 262,622 (税別)
お支払い方法
クレジットカード
Amazon Pay注文番号
P22-1063089-9835765
販売事業者お問い合わせ先
Apple Store
info@apple.com
販売事業者ご注文番号
6-44804808
サポート
注文の詳細は、Amazon ページ上部より、Amazon Pay にサインインをクリックしてご確認ください。
ご注文状況や請求内容に関するお問い合わせはApple Store(info@apple.com)にお問い合わせください。
ご注文に関するトラブルは、購入者向けAmazonマーケットプレイス保証の対象になる可能性があります。
迷惑メール送信元
画像のように、発信元の名前とアドレスが記されています。
・送信元:Amazon.co.jp
送信元の名前もアドレスも[Amazon.co.jp]になっているので、本物と勘違いする方もいらっしゃるかもしれません。
リンク先がアマゾンでは無い
画像にあるオレンジ色の【Amazon ログイン】のボタンに設定されているリンク先は、Amazonではありません。
接続先は、https://manage-your-account.top/manager.php となっています。
[top]というドメインを使用して、いかにも自分用のアカウントページにリンクしているように見せかけていますが、Amazonではそのようなドメインは使用していません。
そして、そのリンクをクリック(タップ)してしまうと、私のPCならこんな風に表示されてしまいます。
よく読まずに反射的にアクセスしてしまうと、直接いかさまサイトのページに飛んで行くわけですから、上記のようにセキュリティソフトで防御しているとイザという時には安心できます。
届いた迷惑メールの対処法
このようなメールが届くこと事態が気持ちの悪いことですし、ドキッとする方も多いのだと思います。
何となく思い当たるふしがありそうで、何か変だと思いつつも、決して焦ってアクセスしてはいけませんし、落ち着いて送信元の情報や内容を良く確認しましょう。
とにかく「無視」すること、これが一番大切なことですし、最大の防御です。
そして、次回から同じものが来ないように、すかさず迷惑メール設定を行いましょう。
まとめ
今回の迷惑メールは、おそらくリンク先に飛ばして個人情報を盗むやり口だと思います。
まずは、リンク先に飛ばないようにクリックしない事と、送信元の情報を確認することが重要です。
大方は、どこかに不自然な箇所が見受けられますので、そういった部分に着目して確認していきましょう。