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Amazon.co.jp アカウント所有権の証明(名前、その他個人情報)の確認は迷惑メール
Amazonを装った
このようなタイトルで届くメールは迷惑メールです。
本文を見ると、日本語としておかしいと感じる部分がありますし、、【リンク先】で擬似サイトに誘導する可能性が極めて高い悪意のあるメールですので、すぐに削除しましょう。
得体の知れないメールが届きました
2020年10月14日5:41に、怪しげなメールが届きました。
送信元は「Amazon」となってはいますが、メール本文の内容は、よく見かける外国人が自動翻訳したような印象があります。
では、この怪しげなメールをチェックしていきましょう。
迷惑メール全文内容
小さくて読みづらいかと思いますので、画像の書き起こしも下に掲載しておきます。
Amazon <info@cgrtc.xyz>
Amazon お客様
Amazonチームはあなたのアカウントの状態が異常であることを発見しました。バインディングされたカードが期限が切れていたり、システムのアップグレードによるアドレス情報が間違っていたりして、あなたのアカウント情報を更新できませんでした。
リアルタイム サポートをご利用ください
お客様の Amazon アカウントは 24 時間 365 日対応のサポートの対象となっておりますので、Amazon サポートチームにご連絡いただければ、アカウントの所有権の証明をお手伝いします。
お客様の Amazon アカウント
アカウント所有権の証明をご自身で行う場合は、Amazon 管理コンソールにログインし、所定の手順でお手続きください。アカウント所有権の証明についてのヘルプセンター記事も併せてご参照ください。
状態:
異常は更新待ちです
所有権の証明
数日以内アカウント所有権をご証明いただかなかった場合、Amazonアカウントは自動的に削除されますのでご注意ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Amazon チーム
メール送信元アドレスは偽物
画像のように、発信元の名前とアドレスが記されています。
・送信元:Amazon <info@cgrtc.xyz>
送信元の名前が「Amazon」、アドレスは[info@cgrtc.xyz]になっているので、この時点で本物でないことが分かります。
Amazonはもちろんのこと、名の通った企業が「.xyz」ドメインを使うことはまずあり得ません。
また、タイトルでは「Amazon.co.jp アカウント所有権の証明」としているのに、メールアドレスが[info@cgrtc.xyz]とは、いかにもずさんな手口です。
文章が変
下記のようにおかしな表現が見られます。
「カードが期限が切れていたり、」
「アドレス情報が間違っていたりして、」
「異常は更新待ちです」
「Amazon チーム」
一流企業がこんな文章を送ってくることはありません。
一見すると画像のロゴがありますし、全体の雰囲気は似せているものの、文章まではきちんと翻訳できなかったのかもしれません。
リンク先アドレスは危険
上記画像(赤枠)にあるように、リンク箇所は2つですが、どちらも飛び先が同じで、このようになっています。
http://amamom.com.jp.mnusa.xyz/jpindex.php
これも同じく「.xyz」ドメインですが、その前に付いているサブドメイン部分[amamom.com.jp.mnusa]が異様に長く、滑稽としか言いようがありません。
そして、そのURLを実際にクリックすると、私のPCならこんな風に表示されてしまいます。
届いた迷惑メールの対処法
このようなメールが届くこと事態が気持ちの悪いことですし、ドキッとする方も多いのだと思います。
何となく思い当たるふしがありそうで、何か変だと思いつつも、決して焦ってアクセスしてはいけませんし、落ち着いて送信元の情報や内容を良く確認しましょう。
とにかく「無視」すること、これが一番大切なことですし、最大の防御です。
そして、次回から同じものが来ないように、すかさず迷惑メール設定を行いましょう。
まとめ
今回の迷惑メールは、おそらくリンク先に飛ばして個人情報を盗むやり口だと思います。
まずは、リンク先に飛ばないようにクリックしない事と、送信元の情報を確認することが重要です。
大方は、どこかに不自然な箇所が見受けられますので、そういった部分に着目して確認していきましょう。