2020年9月10日放送のハナタカで、野菜ソムリエプロの森之翼(もりのつばさ)くんが旬野菜の目利きテクニックについて教えてくれました!
Contents
旬野菜の目利きテクニック
パッと見ためで選ぶ、旬野菜のポイントを教えてもらいました。
より甘いトマトの目利き(選び方)
スターマークと呼ばれる白い線があるトマトを選ぶと良いです。
水を少なく育てられた証で、糖分が蓄えられているからなんです。
キュウリの目利き(選び方)
太さが均一で、イボがしっかりしているキュウリがお勧めです。
下が太いと成長しすぎの可能性があります。
かぼちゃの目利き(選び方)
ヘタの部分がより大きいかぼちゃを選ぶのがポイントです。
ヘタが大きいということは、水分や栄養が沢山運ばれているという証拠になるからです。
また、ヘタの部分が凹んでいるものは、水分が抜けて熟して食べ頃のサインだということです。
かぼちゃ保存の鉄則とは?
カットしたかぼちゃにラップをして野菜室に入れるだけだと、早くダメになってしまいます。
そこで、菌を繁殖させないように、タネとワタを取ってラップで包んで冷蔵庫に入れます。
タネとワタの部分には水分が多く、雑菌が繁殖しやすいからなんですね。
かぼちゃのグランドマークって何?
かぼちゃには、一部だけ変色している部分がありますが、これを「グランドマーク」と呼んでいるのだそうです。
それは、読んで字のごとく、地面に接していた部分ということです。
そして、そのグランドマークの色を見るだけで、美味しさがわかるのだそうで、その色が中身の大体の状態を表しているということです。
苦くないゴーヤの目利き(選び方)
苦くない(可能性が高い)ゴーヤを選びときのポイント2つ
①ツブツブが大きくい
②薄い緑色のもの
熟すことでツブツブが大きくて緑が薄い
若いと緑が濃く鳥防止で苦味を出す
ということです。
ゴーヤでNGな下処理とは?
答え:ワタは取り除かない
ワタには苦味はほとんど無く、苦味は皮や実の方が多いということです。
また、栄養的にもビタミンCが豊富に含まれているため、ワタを取り除くのはとても勿体無いことなんです。
ナスの目利き(選び方)
太さは均一で首元が白いナスを選ぶと良いです!
夜間に成長するナスは、白い部分が急成長した証拠で、若くて元気、そして、水分をたっぷり含んでいる可能性が高いのです。
ナスの雑学
・秋ナスは嫁に食べさせないの意味とは
答え:体を冷やさないための配慮からという説が有力
ナスには、利尿作用のあるカリウムが豊富に含まれていて、尿を出すと熱を奪って体が冷えるということらしいです。
ナスをより鮮度を保つ保存法
キッチンペーパーなどで包み、されにそれをビニール袋などにいれて野菜室に入れるのがお勧めです。
ナスは、亜熱帯の原産野菜なので、強い冷気には注意が必要とのこと。
ピーマンの目利き(選び方)
肩が張って茎が太いピーマンを選ぶのがお勧めです。
茎が太い方がしっかりと栄養がある可能性が高いからです。
また、緑が濃すぎると若く苦味が強い可能性があります。
オクラの目利き(選び方)
10cm以下の小さいオクラを選ぶのがお勧めです。
オクラは、レディースフィンガーとも呼ばれ、指くらいの大きさが美味しいんです。
また、産毛がフサフサで黒ずみがないものがお勧めです。
オクラのネバネバを増す方法
オクラのネバネバの成分はペクチンと呼ばれるもので水溶性です。
ですので、カットしたオクラに少量の水を入れてかき混ぜ、そのまま15分程度置いておくだけで、粘り気が大きく増加するのです。
枝豆の雑学
枝豆には、アルコールを分解するビタミンB1が多く含まれているので、ビールのお供にはピッタリなんだそうです。
枝豆の栄養を大事にした調理法
水洗いしたときの水分だけを使って蒸し焼きにするのがお勧め。
水が少ないので栄養分が流れにくく、しかも少し焦げた部分が香ばしさを増してより一層美味しくなると言います。
まとめ
大学生野菜ソムリエプロが旬野菜の目利きテクニックについて教えてくれました。
普段の買い物にとても役立つ情報でしたね!